【いびきの対策が知りたい】旅行中・電車・夜行バスで気になるいびき対策の事前準備
目次
普段からいびきをかいている人のなかには、旅行の就寝時や電車、夜行バスのなかでうたた寝をしたときに、いびきをかかないか不安を感じている人も多いでしょう。
この記事では、いびきをかく具体的なシーン、外出中にもかかわらずいびきをかく原因、いびきの対策や事前準備について解説します。周りの人たちに迷惑をかけたくない人は、ぜひ参考にしてください。
外出中に眠っていびきを指摘された経験はありませんか?
旅行や電車、夜行バスなどで「いびきがうるさい」と指摘された経験はないでしょうか。眠っている無意識下で起きてしまういびきの問題は、簡単に解決できるものではありません。とはいえ、何度も同じトラブルを起こしたくない人も多いはずです。
もし、いびきの騒音問題を解消したいなら、状況に合わせてできるいびき対策を始めましょう。次項からシーンごとに役立ついびき対策やいびき防止方法を解説しています。自分がよく指摘されるシーンにおいて、どのような対策ができるのか詳しく見ていきましょう。
ホテル・旅館・キャンプでいびきをかくときの対策
ホテル・旅館・キャンプなど、同じ部屋で眠る場合に「いびきがうるさくて眠れない」と指摘された経験はないでしょうか。よく起こる騒音トラブルやいびきの原因、対策をまとめて解説しているので、参考にしてみてください。
同室の友人・恋人に迷惑をかけてしまうことも
同じ部屋・同じ空間で眠るときにいびきをかくと、うるささのせいで同室の人が眠れなくなる場合があります。周りの人たちを寝不足にしてしまうことから、翌日の雰囲気を悪くしたり、イライラが原因でトラブルに発展したりするケースも少なくありません。
また、眠っている最中に起こされ「いびきがうるさい」と指摘を受けて、自分自身が眠れずに睡眠不足になる場合もあるでしょう。いびきは自分以外の周りの人たちに騒音という形で迷惑をかけるため、早めに解決することをおすすめします。
宿泊先でいびきをかくのは環境の変化が原因
宿泊先などでいびきをかくのは、次のような環境変化が原因だと言われています。
- 寝具(まくらや布団)が変わる
- 睡眠環境が違うためストレスを感じる
- 旅行などの疲れを感じている
自分の就寝スタイルと寝具が合っていない、また、寝返りを打ちづらいせいでいびきをかきやすくなること、ほかにも疲れ・ストレスの影響で、いびきを発症しやすくなるかもしれません。とくに普段からいびきをかいている人は、宿泊先でも同じようにいびきをかくことが多いので、環境が変わってもいびきをかかないように対策することが大切です。
旅行中のいびきは防止グッズで対策しよう
「旅行中にいびきをかきたくない」とお悩みの方は、次のような防止グッズを用意しておきましょう。
- 口閉じテープ
- 鼻腔拡張テープ
- 鼻(ノーズ)クリップ
- いびき対策用マスク
- マウスピース
- 普段から利用している枕
上記のほとんどは、ドラッグストアなどで手軽に購入できる商品です。口呼吸を防止していびきをかかないように対策できるほか、鼻呼吸をしやすくなるグッズも販売されているので、就寝前に装着しておくとよいでしょう。
また、以下の記事ではいびき防止グッズの選び方と使い方をご紹介していますので併せてご覧ください。
旅行前にできるいびき対策の事前準備
旅行直前になっていびき対策を始めるのは難しいため、なるべく早めに準備をしておくことが大切です。参考として、旅行前に準備しておきたいポイントを以下にまとめました。
- ドラッグストアやクリニックでいびき対策グッズを入手しておく
- いびき専門のクリニックに相談して対策を始めておく
なかでもいびきなどを専門とするクリニックでは、旅行先におけるいびき対策をアドバイスしてもらえます。記事の後半でも、クリニックに相談する魅力を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
また、旅行中のいびきについて詳しい情報を知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
夜行バス・電車内でいびきをかくときの対策
夜行バスや電車など、長時間の移動が伴う場所では、うたた寝などをしていびきによる騒音トラブルが起きるケースも少なくありません。騒音トラブルのよくある状況やいびきをかく原因、すぐにできる対策をまとめて解説しているので、参考にしてみてください。
乗客や隣の人に迷惑をかけてしまうことも
不特定多数の人々が利用する電車や夜行バスでいびきをかいてしまうと、大勢の人たちが騒音トラブルに悩まされてしまいます。席が隣になった人はもちろん、夜行バスの場合には密閉空間にいるすべての人たちが迷惑に感じてしまうでしょう。
場合によっては途中で起こされ、まわりから嫌な目で見られるおそれもあるので、電車のなかでのうたた寝はもちろん、長時間の移動が伴い眠る場合の多い夜行バスでは、いびき対策を心がけておくことをおすすめします。
夜行バスや電車でいびきをかくのは気道がふさがりやすい姿勢で眠るから
夜行バスや電車でいびきをかくのは、普段と違う姿勢で眠ることが関係しています。
例えば、座った状態で頭を下に向けて眠ると気道が「く」の字になるため呼吸がしづらくなっているのかもしれません。また上を向いて眠ると舌根沈下(舌が喉側に落ち込む症状)が起きて、気道がふさがっているのがいびきの原因と考えられます。
いびきは気道がふさがることによって起きる睡眠トラブルですので、横になって眠るときよりもいびきをかきやすくなることも少なくありません。
夜行バス・電車でできるいびき対策
夜行バスや電車に乗っているときは、姿勢の問題でいびきをかきやすくなるので、その場で対策をするのが難しいと言えます。ただし、事前に次のことを心がけていれば、いびきによる騒音を減らせるかもしれません。
- 乗車前に飲酒をしない
- 枕やクッションを利用する
- 横向きの姿勢で眠る
例えば、飲酒をすると筋肉がゆるんで舌根沈下が起きてしまいます。結果的にいびきをかきやすくなるため、飲酒をしないことを心がけましょう。また、夜行バスでリクライニングを倒せる場合には、枕を利用して寝心地をよくするほか、舌根沈下が起きないように横向きの姿勢で眠ることをおすすめします。
夜行バス・電車でのいびきを対策・防止する事前準備
夜行バスや電車でいびきをかかないように防止したい人は、事前に次のような対策を実施してください。
- 肥満を解消する
- 禁煙をする
- 鼻呼吸を習慣化する
- いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を始める
なかでも効果的なのが、専門の病院で治療をスタートする方法です。夜行バス・電車におけるいびき対策は、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
いびきには騒音問題だけでなく病気のリスクがあります
いびきは、ただ騒音としての問題だけではなく、病気のリスクがあるとご存じでしょうか。
例えば、いびきをかく人は、かかない人と比べて血中酸素飽和濃度が高く、脳に十分な酸素を届けられなくなります。結果として寝起きに頭痛が起きたり、日中に急な眠気を感じたりするケースも少なくありません。
またいびきの症状が悪化すると、一時的に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」という病気へと発展します。睡眠時無呼吸症候群(SAS)には、いびきと同様のリスクがあることはもちろん、次のような合併症を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
- 生活習慣病(高血圧・糖尿病など)
- 脳卒中
- 心不全
- 不整脈
なかには命にかかわる合併症も含まれています。睡眠時無呼吸症候群(SAS)には間接的な被害を及ぼすリスクがあるので、早めにいびきといった症状を解決することが重要です。
いびきが伴う病気のサインについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
参考:
睡眠時無呼吸症候群の診断と治療 寝ている間に病気が作られる(日医大医会誌)|村田 朗
男性・女性を問わずいびきを発症する場合がある
いびきは、男性・女性といった性別を問わず、誰にでも発症するリスクがあります。ただし、発症する原因などが少しずつ違うことに気を付けなければなりません。
まず男性は、内臓脂肪型の肥満によっていびきを発症しやすいと言われています。首回りなどに脂肪がつくせいで気道がふさがり、眠る際にいびきをかきやすくなるのが特徴です。
対して女性は、更年期障害を発症することでいびきをかきやすくなることがあります。ホルモンバランスの乱れによって発症するため、閉経が始まる45~55歳頃にいびきを発症する人も少なくありません。
より詳しく男女のいびきの発症について知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
参考:
更年期に起こる症状と原因|更年期ラボ(大塚製薬株式会社)
外出時のいびきを対策・防止したいなら治療をスタートしよう
外出時のいびき対策を始めたいなら、まずは睡眠専門のクリニックに相談することをおすすめします。専門医がいるクリニックでは、検査や問診を通じて、症状の度合いや進行度合いなどを調べてもらえるのが特徴です。いびきをかく原因がわかるほか、最適な治療法を提案してもらえるので、まずは経験豊富な医師に相談するのが良いでしょう。
また、クリニックでは次のような治療を受けられます。
- マウスピース療法
- CPAP(シーパップ)療法
- 外科的治療
自分に合う病院を知りたい方や、そもそも何科に相談して良いかわからないとお悩みの方は、以下の記事をチェックしてみてください。病院の選び方や相談するメリットを解説しています。
いびきの根本治療はいびきレーザー治療がおすすめ
いびき治療には、一時的にいびきの症状を緩和できる対症療法と、いびきの原因を取り除き、完治できる根本治療の2種類の治療法が提供されています。対症療法でも、いびきの改善に効果を発揮しますが、対症療法はあくまで症状を緩和しているだけで、別途、いびきの原因を取り除かなければ、いびきは改善しません。
もし、短期間で効果が出て、長期的にいびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症しにくくなる治療法をお求めなら、根本治療であるいびきレーザー治療をスタートするのがおすすめです。また、いびきレーザー治療のなかでも「パルスサーミア」といういびき対策は、外科的治療が伴わない「切らないいびきレーザー治療」であるため、痛みが苦手な人でも気軽に利用できます。
パルスサーミアは、施術中の痛みがほぼないことはもちろん、ダウンタイムを気にせずに治療できるのが魅力です。毎日忙しく働く社会人でも利用しやすい治療法ですので、ぜひパルスサーミアを検討してみてください。
パルスサーミアについて詳しく知りたい方は、以下のページがおすすめです。
いびきメディカルクリニックのオリジナルレーザー治療「パルスサーミア」とは
外出時のいびき対策は、いびきの専門クリニックに相談しよう
外泊が伴う旅行や、うたた寝をしやすい長時間の移動でいびきをかくと、まわりの人や同じ部屋で過ごす人に迷惑をかけてしまいます。また、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)には、体調不良や病気につながるリスクがあることに注意が必要です。
もしいびきの悩みを解決したいなら、いびきの専門クリニックに相談しましょう。自身の症状に合わせて最適な対策をアドバイスしてもらえるので、無料カウンセリングを受けてみてください。
よくある質問
いびきがうるさい人は、脳卒中といった病気を発症しかけているのかもしれません。いびきが大きい人は喉を痛めやすいことも含めて、早めにクリニックでいびき治療を始めることが大切です。なかには睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症している人もいるので、無料カウンセリングや検査を受けてみてください。