いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)でいびきを対策予防!その効果と手軽さを徹底解説

いびきの原因・対策
2024.12.05
いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)でいびきを対策予防!その効果と手軽さを徹底解説

目次

いびきにお困りの方に向けて、手軽に取り入れられる「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」を使ったいびき対策をご紹介します。いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)は、鼻呼吸を促進し、いびきの軽減に効果的と言われています。

本記事では、その仕組みやメリット・デメリットを丁寧に解説し、他のおすすめのいびき対策グッズについても取り上げます。また、重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する根本治療の必要性についても触れつつ、近年注目を集めているいびきの根本治療法「パルスサーミア」についても解説します。

快適な睡眠環境を整えるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

いびき対策・予防に効果あり!手軽に始める「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」とは?

いびき対策・予防に効果あり!手軽に始める「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」とは?

いびきを気軽に、そして簡単に予防することができる「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」をご存じでしょうか。

このテープは、眠る前に口に貼ることで、自然と鼻呼吸を促進し、いびきの原因となる口呼吸を防ぐ手助けをしてくれる製品です。

まずは、「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」がどのようにいびきを予防しているのか、いびき発生のメカニズムから解説していきます。

そもそもどうしていびきが発生するのか

いびきは、呼吸によって空気が喉や気道を通る際に発生する振動音です。

通常、私たちが起きている時は、喉の筋肉がしっかりと支えてくれているため、空気の通りはスムーズです。しかし、睡眠中になると筋肉が緩み、特に仰向けで寝ると気道が狭くなります。その結果、喉の周りの組織が振動してガーやゴーといった「いびき」が発生します。

いびきの原因はその人によって異なり、肥満、喫煙、飲酒、ストレスなどが挙げられますが、口呼吸もいびきの主な要因になることが多いとされています。口を開けて眠ることで、舌が喉の奥により落ち込んで気道を狭くし、振動を発生させやすくするのです。

いびきの原因を詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)は鼻呼吸を促すことでいびきを予防

「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」のメカニズムは非常にシンプルです。

見た目はただのテープですが、これを睡眠中に口に貼ることによって、半強制的に口呼吸を塞ぐ形になります。すると、ユーザーは鼻呼吸を積極的にするようになるため、舌が喉の奥に落ち込みにくく、いびきを防ぐことが可能になるのです。

また、口呼吸をしていると口や喉が乾燥しやすくなり、これもいびきの音を大きくする要因と言われています。いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)は半強制的に口を閉じるため、乾燥も起きにくくなります。これにより、いびき防止効果に加え、喉の健康維持にも役に立っているとされています。

いびき対策に効果的な「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」のメリット・デメリット

いびき対策に効果的な「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」のメリット・デメリット

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)には、いびきの予防として多くのメリットがある一方で、注意が必要なデメリットもあります。ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)のメリット①:手軽さ・持ち運びの簡単さ

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)の最大のメリットは、圧倒的な手軽さです。

ドラッグストアやネット通販で簡単に手に入り、使い方もテープを口に貼るだけなので非常にシンプルです。特別な機械を用意したり、調整したりする必要がありません。

また、旅行や出張など、外出先でも持ち運びが簡単で、スーツケースやカバンの中にサッと入れておける便利さが評価されています。特に、自宅以外の場所で寝ることが多い方(長距離ドライバーや、出張の多い方、飛行機での長時間の移動がある方など)におすすめです。

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)のメリット②:コストパフォーマンスの良さ

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)は、非常にコストパフォーマンスが高いです。

1パックに複数枚のテープが入っており、1枚あたりの価格も低めです。しかも、使い捨てタイプのため、毎日清潔に使用できるという点も大きなメリットです。

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)のデメリット①:口が塞がれる不快感

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)のデメリットは、口を塞がれることによる不快感を感じる場合があることです。

特に口呼吸が習慣化している人にとっては、口を閉じた状態で眠ることに慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。また、鼻づまりなどで鼻呼吸が難しい人は、息苦しさを感じることもあるため注意が必要です。

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)のデメリット②:剥がれやすい

剥がれやすさもいびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)のデメリットです。

寝返りや顔の動きによっては、テープが剥がれてしまうことがあります。特に、汗をかきやすい人や、脂性肌な人は、使用時に剥がれやすいと感じることがあるでしょう。

だからといって剥がれにくい強力なテープを安易に使用しないようにしましょう。強力な粘着力によって皮膚トラブルにつながることがあるからです。

この点は個々の肌質やテープの種類にもよるため、いくつかの製品を試してみて、自分に合ったものを見つけることを推奨します。

「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」だけじゃない!お手軽ないびき対策グッズ4選

「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」だけじゃない!お手軽ないびき対策グッズ4選

いびき対策グッズには、いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)以外にも手軽で効果的なものがいくつかあります。ここでは、おすすめの2つのグッズをご紹介します。

お手軽ないびき対策グッズ①:鼻腔拡張テープ

鼻腔拡張テープは、鼻の外側に貼り付けることで鼻孔を広げ、空気の流れをスムーズにする商品です。こちらもいびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)と同様、鼻呼吸を促進させるためのもので、特に鼻づまりによるいびきに対して効果的です。

こちらも簡単に装着でき、肌にやさしい素材を選べば、快適な使用感を得ることができます。購入もドラッグストア等で簡単にできるのでおすすめです。

お手軽ないびき対策グッズ②:いびき防止対策枕、抱き枕

いびき対策として、特殊な形状をした「いびき防止対策枕」も人気です。

この枕は、自然に仰向け寝から横向き寝に促す形状になっており、仰向け寝による気道の狭窄を予防し、いびきを軽減する効果があります。また、抱き枕も同様に、横向きの寝姿勢をサポートすることで、いびきを抑える助けとなります。

枕を使った対策は、自然な寝姿勢の改善を促すため、いびきを抑えつつ、睡眠の質を高める効果も期待できる優れた方法です。ただし、使用感や効果は使う枕によって個人差があるため、いくつかの枕を試してみると良いでしょう。

いびき防止対策枕についての詳しいことは下記記事で解説しています。

他にもいびき対策について知りたい方は、下記記事も併せてチェックしてみてください。

クリニックの受診が必要ないびき対策グッズ

いびき対策グッズ①:マウスピース

マウスピースは、特にいびきや軽度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対して効果が期待できるいびき対策グッズです。睡眠時に歯に装着することで、下あごが前方に押し出される形となり、気道を広げて呼吸をスムーズにします。

ただし、しっかりと歯にフィットできる器具を作成するには専門医による調整が必要です。また、装着感に慣れるまでにやや時間がかかることもあるので、導入する際は慎重に行う必要があるでしょう。

マウスピースについて詳しく知りたい方は、こちらの記事でも詳しく解説しているので、参照してください。

いびき対策グッズ②:ナステント

ナステントは、鼻腔に挿入して気道を確保するための医療機器です。

主に睡眠時無呼吸症候群の軽度な症状に対して使用されます。鼻から直接気道を確保するため、即効性があり、いびきに対する効果も高いとされていますが、挿入の際に違和感を感じる人もいるため慣れが必要です。

また、ナステントを使用するためには医師の診断が必要なのも注意が必要なポイントです。

ナステントについては下記記事をご覧ください。

【注意】「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」のいびき対策効果はあくまで予防に止まる

【注意】「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」のいびき対策効果はあくまで予防に止まる

「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」は確かに手軽ないびき対策の一つですが、その効果は限定的で、基本的には軽度ないびきの「予防」をメインの目的として使用する必要があります。

あくまで口呼吸を防ぐことでいびきを予防するためのアイテムのため、いびきの原因を根本的に治療しているわけではありません。

「いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)」だけでいびき・無呼吸を根本治療するのは難しい

重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)を患っている場合、いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)だけで改善することは難しいです。

例えば、肥満が原因で重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)を引き起こしている場合、喉まわりについた脂肪が気道を塞ぐため、いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)で鼻呼吸を意識しても症状を改善することはできません。

また、重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)にはさまざまな要因が複雑に絡み合っている場合あります。

このような場合には、症状の原因を根本的に取り除く治療が必要になります。

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)はあくまでも対症療法であることを理解し、根本的な治療をお考えの場合にはクリニックに相談しましょう。

革新的ないびき治療!いびきメディカルクリニックの「パルスサーミア」とは?

革新的ないびき治療!いびきメディカルクリニックの「パルスサーミア」とは?

いびきメディカルクリニックで提供する「パルスサーミア」は、特殊なレーザーを軟口蓋まわりの粘膜に照射することで、気道の周りの組織を収縮させ、気道を広げることでいびきを軽減する治療法です。これにより、いびきの原因となる喉や口腔内の振動が抑えられ、無呼吸症状も改善することが期待できます。

上記の説明で、「喉にレーザーを当てるなんて怖そう…」と不安になった方もいるでしょう。確かに、従来のレーザーを使用したいびき治療は照射した粘膜が火傷のように腫れたり、出血したり、ものを飲み込む際に違和感があったりなど、デメリットも非常に多いものでした。

しかし、いびきメディカルクリニックで実施しているパルスサーミア治療は、レーザーを照射した後に出血することはなく、痛みも非常に少なく抑えられています。

また、この治療法は日帰り手術が可能で、施術にかかる時間はわずか15分程度です。日々仕事や家事に追われている方でも安心して治療を受けることができます。

<いびきメディカルクリニックのオリジナルいびきレーザー治療「パルスサーミア」についてはこちら>

いびきを根本治療したいならいびきメディカルクリニックへ相談を!

いびきを根本治療したいならいびきメディカルクリニックへ相談を!

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)は、軽度のいびきや予防には大変効果的なアイテムです。多くの費用をかけなくてもいびきが予防できるので、まずは手軽なところから始めてみたいという方は、ぜひ使ってみてください。

そして、症状が重度で根本的な治療を求める場合は、専門医に相談することが最も確実です。特に、いびきが長期化している場合や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症している場合は、より症状が悪化して合併症を引き起こす危険があるので、専門医による早めの治療が推奨されます。

いびきメディカルクリニックでは、いびきや睡眠時無呼吸症候群の治療に特化した専門クリニックです。いびきに悩んでいる方や、睡眠の質を改善したい方は、ぜひ一度当院に相談してみてはいかがでしょうか。

FAQ

よくある質問

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)とはなんですか?

いびき防止テープ(鼻呼吸口閉じテープ)のデメリットはなんですか?

口呼吸が習慣化してしまっている人にとっては、口を塞がれる不快感に慣れるのに少々時間がかかるでしょう。また、テープによっては剥がれやすいものもあるので、注意が必要です。

このページの監修医師
田沼 欣樹いびきメディカルクリニック いびき専門医
いびきや睡眠時無呼吸症候群は様々な病気に合併しやすいと言われています。健康寿命を伸ばす為にも早期診断・治療をおすすめします。いびきや睡眠時無呼吸症候群で悩む患者様へ、当院のレーザー治療で快適な睡眠手に入れていただき、健康をサポートすることをモットーに日々取り組んでいます。
田沼 欣樹
いびきや睡眠時無呼吸症候群は様々な病気に合併しやすいと言われています。健康寿命を伸ばす為にも早期診断・治療をおすすめします。いびきや睡眠時無呼吸症候群で悩む患者様へ、当院のレーザー治療で快適な睡眠手に入れていただき、健康をサポートすることをモットーに日々取り組んでいます。
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