いびき治療はどんな痛みやダウンタイムがある?各種治療での違いを解説!
目次
自身のいびきを治すために、いびき治療を始めたいという方も多いでしょう。しかし、施術による痛みやダウンタイムを不安に感じていて、最初の一歩を踏み出せずにいる人もいるはずです。
この記事では、初めていびき治療を受ける人向けに各種いびき治療の痛みとダウンタイムの違いを紹介します。具体的な痛みの程度やダウンタイムにできること、できないこともまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
いびき治療によって痛みやダウンタイムが変化します
いびき治療は、施術内容によって痛みやダウンタイムの程度が違うことをご存じでしょうか。
ダウンタイムとは、施術を受けた後に生じる次のような状態が回復し、日常生活に戻ることができる期間のことです。
- 痛み
- 赤み
- むくみ
- 内出血
- 吐き気といった体調不良
例えば、外科的治療を伴わない対症療法などのいびき治療では、粘膜や肌を傷つけないため痛みやダウンタイムがほぼありません。対して薬物療法や外科的治療を伴う根本治療などの場合、薬の副作用や切開などの影響で、痛みやダウンタイムが発生します。
とはいえ、痛みやダウンタイムの程度をイメージするのは簡単ではありません。いびき治療を検討している方は、事前にいびき治療によってどれくらいの痛み・ダウンタイムの差が出るのかを覚えておくことが大切です。
いびき治療における痛みやダウンタイムの違い
いびき治療の種類ごとに痛みやダウンタイムの違いを整理しました。自身が利用を検討している施術や、医師から提案を受けた治療項目をチェックしてみてください。
【対症療法】マウスピース療法の痛みとダウンタイム
マウスピース療法とは、自分の歯形に合わせたマウスピースを装着することで下あごを上あごよりも前方に突き出す形で固定し、睡眠中の気道を広く保ついびきの対症療法です。口呼吸の習慣を防止できる効果があるほか、舌が喉側に落ちてしまう舌根沈下で気道がふさがらないように対策できます。
なおマウスピース療法は、マウスピースを装着するシンプルないびきの治療法であるため、基本的には痛みとダウンタイムがありません。ただし、自分の歯や歯ぐきの形に合っていないマウスピースを装着した場合には、摩擦や圧迫で痛みを感じる場合があります。もし装着時に痛みを感じるなら、クリニックで形状を調整してもらうのが良いでしょう。
マウスピース療法について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。。
【対症療法】CPAP(シーパップ)療法の痛みとダウンタイム
CPAP(シーパップ)療法とは、圧力をかけて空気を送り出す機械を装着し、気道を広げ睡眠中の安定した呼吸を確保するいびきの対症療法です。機械から伸びたチューブの先に装着用のマスクが取り付けられているため、鼻に固定して睡眠中の呼吸をサポートします。
またCPAP(シーパップ)療法は、空気を送り出すマスクを装着するだけであるため、治療中の痛みやダウンタイムがありません。ただし、マスクをきつく装着していると摩擦で痛みを感じる場合があるほか、風邪などで鼻が詰まっているときには鼻呼吸ができず苦しさを感じてしまうことに注意してください。
CPAP(シーパップ)療法について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
【薬物療法】内服薬による治療
いびき治療における薬物療法とは、次のような症状で発生するいびきを抑える対症療法です。
- アレルギー性鼻炎
- のどの炎症・乾燥
- 上気道の筋肉のゆるみ
- 利尿作用
- 咽頭開大筋の緊張低下
血管収縮剤やステロイド点鼻薬、炭酸脱水素阻害薬などを利用しつつ、症状の緩和・改善を図ります。
なお薬物療法では、服用する薬剤の合う・合わないによってめまいや頭痛、吐き気といった副作用が起こるケースがあることに注意してください。痛みはないものの、その人の体調や健康状態によっては、副作用によるダウンタイムが短くて数時間、長くて数日続く場合があると覚えておきましょう。
また体調不良を感じた場合には、すぐ治療を受けているクリニックに相談をしてください。治療薬の変更や処方する量の調整などに対応してもらえます。
薬物療法について具体的な治療方法を知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
いびきは薬で治療はできる?薬物療法の適用例といびきの根本治療方法
【根本治療】外科的治療が伴う口蓋垂の切除
外科的治療が伴う口蓋垂の切除とは、メスなどを利用して口蓋垂とそのまわりの肥大した粘膜を切除する治療方法です。いびきの原因となる肥大した粘膜を取り除くため、睡眠中にいびきをかきにくくなる根本治療として施術が提供されています。
また、当施術ではメスによる粘膜の切除という外科的治療が伴うことから麻酔を利用しますが、施術中に切開をされている感覚があるほか、麻酔が切れた際に鋭い痛みを感じる点に注意が必要です。痛みの程度としては、飲み込む動作をするのが辛い、痛みのせいで食事や飲料摂取ができないと悩むケースも少なくありません。
なお、外科的治療を伴うことから、傷跡が回復するまで個人差がありますが、概ね1~2週間のダウンタイムがあります。ダウンタイム中も痛みで動けない、ヒリヒリ感や違和感が続く場合があると覚えておきましょう。
【根本治療】従来のいびきレーザー治療
従来のいびきレーザー治療とは、前述した「外科的治療が伴う口蓋垂の切除」と同じように、口蓋垂から軟口蓋の一部をレーザーで切除するいびきの根本治療です。メスによる施術と違い、レーザーで粘膜の切除をしつつ切除した部位を焼き固めることができるため、縫合といった作業が必要ありません。
痛みの程度はメスによる切開とほとんど同じであり、麻酔が切れるとするどい痛みを感じやすいのが特徴です。レーザーの熱で焼き切ることから、ヒリヒリとした違和感が続くと覚えておきましょう。
また、ダウンタイムについても個人差がありますが1~2週間程度続きます。施術を受けた直後は痛みで動くことが難しいほか、食事をする際に辛さを感じるかもしれません。徐々に回復をしていきますが、継続的にヒリヒリ感や違和感がある点に注意してください。
【根本治療】いびきメディカルクリニックのいびきレーザー治療
いびきメディカルクリニックが提供している、切らない いびきレーザー治療「パルスサーミア」は、前述した「従来のいびきレーザー治療」と同じように、レーザーを使った根本治療です。ただし、肥大した粘膜を切除する痛みを伴う治療法とは違い、パルスサーミアでは粘膜を引き締めていびきの改善を目指します。
まずパルスサーミアは、施術中の痛みがほぼありません。レーザーによる熱で「何か喉の奥に当たっているな」という違和感があるだけで、痛みはもちろんストレスを感じることなくいびきの症状を改善できるのが魅力です。
次にパルスサーミアには、ダウンタイムがほとんどありません。喉に施術をした後の違和感が残る場合もありますが、施術を受けてすぐに動けるため、傷を治すために休むといったことをせずに、仕事や日常生活を続けられるのもパルスサーミアならではの特徴です。
以上より、いびきの根本治療のなかでもパルスサーミアは、痛み・ダウンタイムを回避しやすい治療法だと言われています。痛みが苦手な人やダウンタイムを確保できないという人でも、気軽にいびき治療を始められるのが魅力です。
<いびきメディカルクリニックの切らない いびきレーザー治療「パルスサーミア」の詳細はこちら>
一覧で紹介!いびき治療における痛みの程度
複数あるいびき治療の痛みの程度を下表にまとめました。「痛みのない治療を利用したい」「根本治療のなかでも痛みの少ない施術を受けたい」という方は、ぜひ確認してみてください。
いびきの治療方法と痛みの程度
【マウスピース療法】
痛みの程度:治療自体に痛みはないが、マウスピースの形やサイズが合っていないと摩擦や圧迫で痛みがある場合もある
【CPAP(シーパップ)療法】
痛みの程度:治療自体に痛みはないが、マスク装着時の圧迫や寝返りで摩擦による痛みがある場合もある
【薬物療法】
痛みの程度:治療自体に痛みはないが、薬剤が身体に合ってないとめまいや吐き気といった体調不良が起きる場合もある
【外科的治療が伴う口蓋垂の切除】
痛みの程度:メスで粘膜を切除するため、麻酔が切れると強い痛みを感じる。患部が熱くなるほか飲み込む動作をすると鋭い痛みが続く
【従来のいびきレーザー治療】
痛みの程度:レーザーで粘膜を切除するため、麻酔が切れると強い痛みを感じる。患部が熱くなるほか飲み込む動作をすると鋭い痛みが続く
【パルスサーミア(切らない いびきレーザー治療)】
痛みの程度:レーザーで粘膜を引き締めるだけであるため、ほぼ痛みを感じない。施術後に違和感が残る場合もあるが痛みに悩まされることはない
<それぞれのいびき治療の詳細を知りたい方はここからチェック>
いびき治療のダウンタイム中にしてはいけないこと
いびき治療を受けた後は、なるべく安静に過ごしてください。もし本項で紹介するような行動をとると、患部が痛みを感じやすくなるほか、悪化して傷の回復に大幅な時間を要するかもしれません。
【ダウンタイム中のNG行動1】激しい運動
ダウンタイム中にスポーツといった激しい運動をするのはNGです。体が温まると血流が良くなる影響で患部が痛みを感じやすくなります。
例えば、薬物療法を受けた後に運動をすると、血流が良くなる影響で薬剤に含まれる成分の吸収効率が上がり、吐き気やめまいを感じるかもしれません。また、粘膜を切除するいびき治療の場合には、傷口が開く恐れもあります。
【ダウンタイム中のNG行動2】長時間の入浴・サウナ
ダウンタイム中には、長時間の入浴やサウナなど、身体を過度に温める行為もNGです。可能性としては患部から出血が起きるほか、痛みが強まる、傷口が開く、気分が悪くなるといった症状が起きるかもしれません。
切らない いびきレーザー治療「パルスサーミア」にデメリットはある?
本記事で紹介した切らない いびきレーザー治療「パルスサーミア」について、根本治療でありながら痛みやダウンタイムがないということに「本当なの?」と不安を感じている人もいるでしょう。
結論として、パルスサーミアにはほとんどデメリットがありません。デメリットがない理由を2つ紹介します。
【パルスサーミアにはデメリットがほぼない理由1】施術中の痛みや出血がないため
パルスサーミアは肥大した粘膜をレーザーで引き締める施術であるため、施術中に痛みや出血がありません。
またレーザーの熱で痛みを感じないように、麻酔スプレーをかけたうえで治療します。治療後に若干の違和感が残る場合もありますが、ほぼ痛みがないのがメリットです。
【パルスサーミアにはデメリットがほぼない理由2】ダウンタイムがほぼないため
パルスサーミアは施術による傷跡ができないことから、ほとんどダウンタイムが生じません。治療を受けた当日は激しい運動などな控えて頂くようお伝えしますが、すぐに日常生活に戻ることができます。仕事で忙しい人や、当日に食事といった予定がある方でも気軽に施術を受けられます。
痛み・ダウンタイムを避けられるいびきの根本治療はパルスサーミアがおすすめ!
本記事ではいびき治療の種類ごとに痛みとダウンタイムの程度について紹介しました。もし痛み・ダウンタイムが少なく効果的な治療法をお探しなら、切らない いびきレーザー治療であるパルスサーミアを利用するのがおすすめです。
痛み・ダウンタイムがほぼないことから、日常生活に影響が及びません。痛みが苦手な方でも利用しやすい いびき治療ですので、まずはいびきメディカルクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
よくある質問
デメリットはほとんどありません。強いて言えば、施術中に麻酔スプレーを利用するため、のどまわりに違和感が残ることがあります。また、どうしても治療効果には個人差がある為、喉の形状や体質によっては効果を感じるまでに施術回数を要する場合があります。