専門医が解説!いびきに関する疑問やいびきの治し方・止める方法をお答えします
目次
- いびきに関する疑問・治し方・止める方法を専門医が解説【Q&A】
- いびきの疑問①:家族のいびきがうるさいです。何が原因でいびきをかくのでしょうか?
- いびきの疑問・治し方・止める方法②:いびきを改善したいです。どのような治し方が効果的ですか?
- いびきの疑問③:普段からよくいびきをかきます。放っておいても大丈夫でしょうか?
- いびきの疑問④:肥満の人ほどいびきをかきやすいそうですが、何kg以上で発症しやすいのでしょうか?
- いびきの疑問⑤:いびき対策のトレーニングを始めたいのですが、どの部位を鍛えたら良いでしょうか?
- いびきの疑問⑥:危険ないびきを見分けるにはどうすれば良いですか?
- いびきの疑問⑦:いびきを防止したいのですが、役立つグッズはありますか?
- いびきの疑問⑧:旦那がよくいびきをかきます。これって病気なのでしょうか?
- いびきの疑問⑨:いびきは男性に多いと聞きますが、女性のいびきとの違いはなんですか?
- いびきの疑問⑩:いびきの騒音レベルはどれくらいでしょうか?
- いびきの疑問⑪:いびき治療を始めたいです。保険は適用されますか?
- いびきの疑問・治し方・止める方法⑫:いびきレーザー治療を受けたいのですが、どのような効果を期待できますか?
- いびき問題にお悩みなら、切らないレーザー治療「パルスサーミア」がおすすめ
- いびきのことならいびき治療専門のいびきメディカルクリニックにお任せ
- よくある質問
いびきをかいているけど何が原因かわからない、治し方・止める方法がわからない、どのように対策すべきかわからないなど、いびきに関する疑問をお持ちの人も多いでしょう。
この記事では、いびきの疑問や悩みを解消したい人向けに、各疑問の答えをQ&A形式で解説します。自分が気になる項目を見つけて、頭の中のモヤモヤを解消してください。
いびきに関する疑問・治し方・止める方法を専門医が解説【Q&A】
自分そして家族がかいているいびきに対し、なぜいびきをかくのか、どのように治せばよいのかなど、いろんな疑問をお持ちのはずです。
いびきの悩み解決の参考として、専門医がいびきのQ&Aをわかりやすく解説します。自分にあてはまる疑問をチェックして、悩み解決に役立ててください。
いびきの疑問①:家族のいびきがうるさいです。何が原因でいびきをかくのでしょうか?
いびきをかくのは、次のような原因が関係しています。
- 肥満や生活習慣の乱れ
- 睡眠習慣の乱れ
- 老化に伴う筋肉の衰え
- 更年期障害
- 睡眠前の飲酒(アルコール)
- 睡眠時の仰向け姿勢
- アデノイド
- 鼻炎アレルギー
いびきは舌が喉の奥に落ち込み、気道がふさがりやすくなることで発症する睡眠トラブルです。老化や更年期障害など避けることが難しいいびきの原因もありますが、生活習慣の改善で克服できる場合もあるため、まずは家族の生活にあてはまるものがないかチェックしてみてください。
いびきの疑問・治し方・止める方法②:いびきを改善したいです。どのような治し方が効果的ですか?
効果的ないびきの治し方・止める方法を以下にまとめました。
- 生活習慣の改善
- いびき対策グッズの利用
- クリニックへの相談
まず自主的に対策したい人は、ダイエットや食生活の見直しなど、生活習慣の改善から始めるのがおすすめです。生活を改めることにより、いびきをかきにくい身体づくりができます。
また、自身で対処できないとお悩みなら、いびき対策グッズを利用したり、クリニックに相談したりするのがおすすめです。いびきのことを相談できるクリニックを探している人は、以下の記事を参考にしてみてください。
いびきの疑問③:普段からよくいびきをかきます。放っておいても大丈夫でしょうか?
いびきの頻度が多い人は、睡眠中に十分な酸素を取り入れることができず、寝起きに頭痛やストレスを感じやすくなります。放っておくと自律神経が乱れて不眠症といった睡眠トラブルに発展するかもしれません。
また、いびきを放置すると脳卒中や心不全のリスクを生み出す「睡眠時無呼吸症候群」を発症する場合もあります。いびきは身体に悪い影響を及ぼす睡眠トラブルですので、放置せず早めに改善しましょう。
いびきの疑問④:肥満の人ほどいびきをかきやすいそうですが、何kg以上で発症しやすいのでしょうか?
いびきは肥満体型の人ほどかきやすくなる睡眠トラブルですので、体重ではなくBMIで考えるのがおすすめです。例えば病気を発症しやすい高度肥満である「BMI:35~40kg/m²」以上の人は、標準体型の人よりもいびきをかきやすくなると覚えておきましょう。
ちなみにBMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で計算でき、身長1.7m体重90kgの人の場合は、BMIは31.1 kg/m²となります。
いびきの疑問⑤:いびき対策のトレーニングを始めたいのですが、どの部位を鍛えたら良いでしょうか?
いびき対策として運動を始めるなら、気道まわりの筋肉を鍛えるのがおすすめです。例えば、次のようなトレーニングがいびき対策に効果的だと言われています。
- 舌を動かす「舌トレーニング」
- 鼻呼吸を意識する「鼻トレーニング」
いびきをかかないためには、下が喉の奥に落ち込まないこと、口を開かないこと、無意識に口呼吸することを防止しなければなりません。以下の記事でトレーニング手順や効果測定の方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
いびきの疑問⑥:危険ないびきを見分けるにはどうすれば良いですか?
いびきは身体に悪影響のある睡眠トラブルですが、その中でも危険ないびきの特徴を以下にまとめました。
- 常時大きないびきが続いている
- いびきと呼吸停止が交互に続いている
- いびきをかいているときに何度もせき込む
睡眠中に10秒以上、1時間当たりに5回以上呼吸が止まっている人は、脳卒中や心不全のリスクがある睡眠時無呼吸症候群を発症しているかもしれません。また普段以上にいびきが激しく、呼びかけても意識がない場合には、脳卒中を発症している疑いがあります。家族がいびきをかいている際には、日常的にいびきの状態を確認することが重要です。
いびきの疑問⑦:いびきを防止したいのですが、役立つグッズはありますか?
いびきを防止するために役立つグッズを以下にまとめました。
- 口閉じテープ
- 鼻腔拡張テープ
- 鼻(ノーズ)クリップ
- いびき対策用マスク
- マウスピース
- ナステント
- 枕・抱き枕
上記のグッズは睡眠中の口呼吸を改善できるほか、鼻呼吸をしやすくする便利なグッズです。市販品としても購入できるので、ぜひいびき防止のために取り入れてみてください。
また各グッズの特徴を詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。いびき防止グッズの選び方も解説しています。
いびきの疑問⑧:旦那がよくいびきをかきます。これって病気なのでしょうか?
いびきは病気を発症するサインと言われており、いびきから睡眠時無呼吸症候群、さらには脳卒中や心不全といった病気に発展するかもしれません。
またいびきが原因で寝起きに頭痛を感じたり、のどの痛みを感じたりする人もいます。いびきは男性のほうがかきやすいと言われているため、旦那さまの生活習慣が乱れて、かついびきをかいていることに気づいたのなら、早めにいびき対策を始めるのがおすすめです。
いびきの疑問⑨:いびきは男性に多いと聞きますが、女性のいびきとの違いはなんですか?
男性のいびきの場合、肥満、飲酒、などが原因でいびきをかく人が多い傾向にあります。対して女性は、更年期障害の発症などが原因でいびきをかきやすくなるのが特徴です。
もちろん一部例外はありますが、いびきには性別的な違いがあることに注意しなければなりません。日本人の約半数がいびきをかいた経験があると言われているため、家族やパートナーに自分がいびきをかいていないか確認してみるのがおすすめです。
いびきの疑問⑩:いびきの騒音レベルはどれくらいでしょうか?
いびきの騒音レベルは50~60dB(デシベル)程度だと言われており、おおよそ洗濯機や掃除機と同じレベルの音に該当します。参考として騒音レベルの目安値を以下にまとめました。
騒音レベル | 騒音の目安 |
---|---|
100dB | 電車の通過音 |
90dB | 犬の鳴き声、作業中の工場 |
80dB | 布団叩き、ピアノ |
70dB | セミの鳴き声、街頭 |
60dB | 洗濯機、掃除機、いびき |
50dB | 家庭用エアコン、扇風機 |
40dB | 図書館、静かな住宅街 |
30dB | ささやき声 |
20dB | 木の葉が触れ合う音 |
いびきは比較的うるさい音に該当するため、騒音トラブルなどに発展するおそれがあります。パートナーや近隣への騒音トラブルを防止するためにも、早めにいびき問題を解決するのがおすすめです。
いびきの疑問⑪:いびき治療を始めたいです。保険は適用されますか?
いびきの治療や相談は、基本的に保険が適用されず自由診療となります。ただし睡眠時無呼吸症候群等、病気がいびきの原因だと診断された方については保険適用で治療を受けることができます。
睡眠時無呼吸症候群の方は、いびきレーザー治療はもちろん、CPAP療法による治療、マウスピース治療、外科的手術を保険適用で利用出るため、まずは睡眠時無呼吸症候群の検査を受けてみてはいかがでしょうか。
保険適用の情報を詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
いびきの疑問・治し方・止める方法⑫:いびきレーザー治療を受けたいのですが、どのような効果を期待できますか?
いびきレーザー治療を利用すれば、1回の施術で気道をふさぐ原因である「口蓋垂」「軟口蓋」の一部を除去できます。短期間でいびきや睡眠時無呼吸症候群の症状を抑えられるのが魅力です。
ただし、従来のいびきレーザー治療は、術中・術後の痛みがあること、ダウンタイムがあり食べ物を飲み込むのが辛い期間があることに注意しなければなりません。
いびき問題にお悩みなら、切らないレーザー治療「パルスサーミア」がおすすめ
いびきレーザー治療の痛みやダウンタイムにお悩みなら、切らずに粘膜を引き締めて対策できるいびきレーザー治療「パルスサーミア」をおすすめします。従来のいびきレーザー治療との違いも踏まえつつ、パルスサーミアの魅力をまとめました。
パルスサーミアのおすすめポイント①:1回の施術がたったの15分
従来のいびきレーザー治療は、手術を終えるまでに1時間近く時間がかかることに対し、パルスサーミアは1回の施術が15分程度で完了します。短時間でいびき治療を続けられるため、仕事帰りや買い物ついでなど、スキマ時間を利用して治療しやすいのが魅力です。
パルスサーミアのおすすめポイント②:痛みがほぼないためストレスが溜まりにくい
パルスサーミアは、従来のいびきレーザー治療のデメリットである術中・術後の痛みがほぼありません。痛みに悩まされることなく過ごせるのはもちろん、痛みによるストレスを溜めにくいのが魅力です。
「痛いのは嫌だから治療したくない」という方でも気軽に利用できるため、痛みに対する不安をお持ちの人にパルスサーミアによる治療をおすすめします。
パルスサーミアのおすすめポイント③:ダウンタイムがないので翌日が仕事でも安心
パルスサーミアは従来のいびきレーザー治療と違い、ダウンタイム(回復するまでの期間)がありません。施術を終えた後からすぐ日常生活に戻れるため、サラリーマンや主婦(主夫)など、忙しく働いている方も安心していびき治療を続けられます。
<最新のいびきレーザー治療「パルスサーミア」の詳細はこちら>
いびきのことならいびき治療専門のいびきメディカルクリニックにお任せ
いびきの悩みや治し方に関する疑問を解消できたら、次のステップとして改善方法や治療について検討しましょう。もしいびき治療のためにクリニックを探しているのなら、切らないいびきレーザー治療「パルスサーミア」を提供しているいびきメディカルクリニックに相談してください。
32,000件以上の診療実績があり、相談者に最適ないびき治療を提案します。の悩み解決を目指すために、まずは気になること、不安なことをお問い合わせください。
よくある質問
いびきに影響する一番の原因は、生活習慣の乱れです。食生活の乱れによって肥満体型になるほか、睡眠習慣の乱れによって自律神経が乱れてしまうことで、いびきをかきやすくなると言われています。